Hokkori Housing

いつも心に“ほっこり”を。日々の小さな幸せを綴っていきます。

学ぶ楽しさが伝わる

本日は、数学の指導力向上のための研修会に参加しました。

 

若手の指導者が集まり、

5人グループで数学の模擬授業を見せ合い

協議するというもの。

 

今回は5人中3人が模擬授業を行い、

それぞれの授業について協議しました。

 

私は今回模擬授業はせず、生徒役の方に回りました。

 

3人の模擬授業をじっくり観察させてもらったのですが

 

2番目に模擬授業された方がとても印象に残っています。

 

なぜかというと、その模擬授業をされてる本人が

「なんだか楽しそう」

だったから。

 

「平方完成できたね!やったね!」

「三角比の相互関係を使うと、こんな風に変形できるね!」

 

声のトーンが明るく、

授業中の課題を一つ一つクリアしていくごとに

テンションが上がっている様子が、見ていて微笑ましかったです。

 

これ、教育の現場で一番大事だよなぁと

改めて思いました。

 

学ぶ楽しさを体感すること。

 

前に立っている人が楽しそうに説明していたら、

なんだかこちらも楽しくなってきます。

同じ空間にいれば、楽しさは伝染します。

 

指導者は、指導のスキルが求められることはもちろんですが

何よりも「学ぶ楽しさ」をいかに伝えられるかが

一番大事だと、私は思います。

 

人は、やっぱり楽しいことに興味を持ちますからね。

 

なんだか楽しそう…私も学びたい!

 

と思わせることができれば、生徒は自ら学ぶと思います。

その「なんだか楽しそう」と言う気持ちを引き出すのが

指導者の腕の見せ所。

 

そのためには、まず自分が楽しむこと!

 

1回の授業のために色々なことを準備して

でも生徒のコンディションによっては良い授業ができなくて…

ということも良くある話ですが、

 

初心に帰って、自分が学びを楽しんでみる。

この楽しさが、生徒にどんどん伝染するように!

 

以前授業をした時、自分自身が高校生の時に

虚数単位iの登場に感動した話を生徒にしたら

ドン引きされました。笑

 

でも、ちょっと学んで周りを見渡してみれば

これまで見えていなかった、知らない世界のことがちょっとだけ分かる

という楽しさが伝わっているはず、と前向きに考えます!

 

最近読んだ本

【10年後、君に仕事はあるのか?/藤原和博

の中に、今ある仕事のほとんどはAIが処理できるようになる

と書かれた上で、教育の場においては

 

「ロボットが完璧になったとしても、学ぶ喜びを教えることはできないだろう」

と著者は言い切っています。

 

その場にいる生身の人間ができる

素晴らしい仕事だなあとしみじみ思います。

学ぶ喜びが溢れる現場にしたいな。

 

これからも、楽しむことを忘れずに

そして学ぶ楽しさが伝わるように。